病院から訪問看護へ!PT・OTが知っておきたい「1日のスケジュール」と「給与」のリアルな変化

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病院で働く理学療法士(PT)や作業療法士(OT)の皆様、日々の業務本当にお疲れ様です。退院調整や多忙な館内業務、提出書類の山に追われ、「もっと一人ひとりの患者様とじっくり向き合いたい」「自分の時間や家族との生活も大切にしたい」と感じたことはありませんか?また、病院での昇給や現在の給与に不安を感じたことはありませんか?

そんなPT・OTの新しいキャリアの選択肢として、今大きく注目されているのが「訪問看護ステーション(訪問リハビリ)」への転職です。

この記事では、病院から訪問看護ステーションへ移籍した際に、実際に「1日のスケジュール」や「ワークライフバランス」、そして「年収」がどのように変化するのかを分かりやすく解説します。

病院と訪問看護ステーションの「1日」はどう変わる?

まずは、最も気になる「日々の働き方」の違いから見ていきましょう。

病院勤務では、受け持ち患者様の介入時間に加え、他職種とのカンファレンス、カルテ作成、委員会活動など、時間に追われる場面が多くなりがちです。一方、訪問看護ステーションでの勤務は、一日の流れが非常にシンプルで見通しが立ちやすいのが大きな特徴です。

訪問看護ステーションでの1日のスケジュール例(1日5〜6件)

移動手段は地域や事業所のスタイルによりますが、自転車や原付バイク、軽自動車などがメインとなります。ここでは現在私が勤めている訪問看護ステーションのスケジュールを載せてみます。

  • 08:30 出勤・朝のミーティング
    • ステーションに出勤し、ミーティングや当日のスケジュール確認や利用者の状態共有を行います。朝一の利用者の住所が遠い場合は直行する場合も。
  • 09:00 午前中の訪問(2〜3件)
    • 電動自転車、バイク、社用車などを利用して利用者様のご自宅へ。1件あたり40分〜60分程度のリハビリを提供します。
  • 12:00 昼休憩
    • ステーションに戻って食べることもあれば、訪問先近くの公園や飲食店、移動中の車内でリフレッシュを兼ねて取ることもできます。
  • 13:00 午後の訪問(3件)
    • 午後も引き続き利用者様のお宅を回り、生活環境に即したリハビリを行います。
  • 17:00 ステーション帰着・書類作成
    • 訪問記録の作成や、担当ケアマネジャーへの報告・連絡を行います。社用携帯またはPCにて記録や書類作成を行います。最近ではタブレット端末を導入し、移動の合間に記録を完了できる職場も増えています。
  • 17:30 業務終了・退勤
    • 翌日の準備を整え、残業もほとんどなく退勤します。

ワークライフバランスの劇的な変化

訪問看護ステーションへ転職したPT・OTの多くが口を揃えて言うのが、「自分の時間が増えた」という点です。病院時代と比べて、ワークライフバランスには次のような嬉しい変化が生まれます。

1. 残業が少なく、予定が立てやすい

病院では急な入院対応やカンファレンス、業務後の書類作成などで帰宅が遅くなることも珍しくありません。訪問看護では、あらかじめ1日の訪問スケジュールが決まっているため、突発的な残業が発生しにくい環境です。退勤後のプライベートの予定や家族との時間がしっかり確保できます。

2. 「移動時間」が程よい気分転換に

病院内を走り回る慌ただしさとは異なり、訪問看護では移動時間が貴重なリフレッシュタイムになります。自転車で風を感じたり、車内で好きな音楽を聴きながら次の訪問へ向かったりすることで、気持ちをリセットして次の利用者様に向き合うことができます。

3. 一人ひとりと「1対1」でじっくり向き合える

病院では「次の患者様が待っている」と時間に追われがちですが、訪問リハビリでは契約時間内(40分や60分)は目の前の利用者様だけに集中できます。実際の生活の場で困っていることに対して、ダイレクトにアプローチできるやりがいは格別です。

気になる「給与・年収」の変化は?

働きやすさだけでなく、収入面での変化も気になるところです。

一般的な傾向として、病院勤務から訪問看護ステーションに転職すると、年収がアップするケースが多いと言われています。

平均的な年収の変化イメージ

  • 病院勤務時代: 年収 350万円〜430万円程度
  • 訪問看護ステーション転職後: 年収 420万円〜500万円以上

地域や経験年数にもよりますが、全体として数十万〜100万円近く年収が増加するケースも少なくありません。

なぜ訪問看護は給与が高めなのか?

  1. インセンティブ(訪問手当)制度の充実 多くの訪問看護ステーションでは、「月〇件以上の訪問で1件につき〇円支給」といったインセンティブ制度を導入しています。自分の頑張りがそのまま給与に反映されるため、高いモチベーションを維持できます。筆者が一般社員として訪問を回っていた時には、勤務時間外(平均30分~1時間残業)の訪問も含めインセンティブで年間50~100万くらい貰ってました。病院で1時間残業していたころとは雲泥の差の年収でした。
  2. 地域ニーズの高さと高い診療報酬設定 在宅医療・訪問リハビリの需要は年々高まっており、事業所としても安定した収益を上げやすいため、スタッフへ給与として還元されやすい構造になっています。

在宅だからこそ得られる「理学療法士・作業療法士としての誇り」

病院でのリハビリは「退院を目指すための訓練」が中心ですが、訪問リハビリは「その人らしく住み慣れた家で生きることを支える」仕事です。

ご家族との関わりや、実際の段差・家事動作など、実際の生活空間だからこそ見えてくる課題がたくさんあります。自分が提案した環境調整やリハビリによって、利用者様が笑顔で自宅生活を続けられるようになった時の喜びは、訪問看護ならではの大きな魅力です。

まとめ:一歩を踏み出して、自分らしい働き方を手に入れませんか?

病院勤務で培った専門知識やリスク管理能力は、訪問看護ステーションでも確実に活かせる強みです。

「患者様としっかり向き合いたい」という臨床での想いと、「プライベートも大切にしながらしっかり稼ぎたい」という生活での理想。その両方を叶えられる働き方が、訪問看護ステーションには揃っています。

病院で働いていて「退院した患者さんのその後が心配…」と思った人には訪問看護ステーションを強く勧めたいです。

もし今の働き方に少しでも悩みや限界を感じているなら、ぜひ一度、訪問看護ステーションへの転職という選択肢を覗いてみませんか?あなたのスキルを待っている利用者様と、より充実した毎日があなたを待っています。

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